mono(0w0)ログ

読んで、体験して、自分でやってみた記録

2021年ふりかえり

COVID-19が猛威をふるい始めて2年が経過しようとしています。今年の年末年始も家でゆっくり過ごすことにしました。 ブログを書くという習慣化ができずにいます。ホメオスタシス頑張りすぎですね。1年に1回は書いているので次は3ヶ月に1回を目指すのが良いでしょうか? 今年はデジタルではなくアナログのメモを残すことを常に行っていましたので、その中からブログに転記するのが良いかもしれないと考えながら1年をふりかえります。

前年の目標に対するふりかえり

  • 設計・パタンについて学習を継続
    • 役割が変わってきて直接ソフトウェア設計を行うよりもチームを中心にマネジメントするようになった。
    • パタン・ランゲージについては学習できていない。まずは読むところから。
  • チーム・組織がうまくいく仕組みを考えて実践する
    • 達成すべき目標とゴールが先にあってチームでゴールを達成すると考えたい。
    • ソフトウェアの設計からチーム・組織の設計に軸をずらすことを意識した。
  • 「ゆとり」を組み込む。心に余裕を持つ。
    • 自身の役割や環境の変化が激しいと「ゆとり」を組み込むの難しい。
    • 自分が行うことのウェイトを周りに宣言することが大事。
    • 仕事とプライベートの境界も上手くつけないと。

やったこと

  • 1月~3月
    • 火消し継続。メンタルを崩しかける。この時期のことはあまり覚えていない。ただ、辛かった。
    • 社内マネジメント研修を受ける。課題の立て方が難しい。ただのアクションにならないよう表現に苦労した覚えがあります。  - シン・エヴァンゲリオン劇場版を初日に観る。ありがとう、すべてのエヴァンゲリオン
  • 4月~6月
    • お仕事の新規開拓。

      「任務は遂行する」「部下も守る」

      「両方」やらなくっちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな

      覚悟はいいか?オレはできてる

    • Scrum Fest Osaka 2021に参加。「場」に参加することで熱量をもらえる。モチベーション上がる。
  • 7月~9月
    • 複数プロジェクトのマネジメントを行う。メンバーに委譲しないとあかんやつ。
    • 1on1に力を入れていたことの成果が出始めて嬉しかった。飛躍的に伸びたメンバーが3人ほど。
    • 第2回1on1カンファレンスに参加。めっちゃ勉強になった。ブログ書こうとして書けなかった。
    • 熱量高めの良い後輩が転職してしまって残念。   - 左利きのエレンを一気読み。面白い。
  • 10月~12月
    • お仕事の新規開拓に失敗。リスクを取らないことも時として悪手だった。0→1の難しさを痛感する。
    • とか言ってたら、マイナスをプラスに変えるようにと期待されてプロジェクト支援が舞い込んでくる。年末にこの手のやつ多くない?
    • 顧客に対してどんなふうに貢献するか、どう提案すれば喜んでもらえるか悩み中。

読書

積んでいるものは記載せず、読んだものを記載します。 ザクッと見直すと「チーム」「組織」「リーダー」「マネジャー」という単語が多い本ばっかり。ジャスト・イン・タイムで勉強できているから良し。 この中に漫画を入れてしまうと収集がつかなくなるので来年に回そう。

コーチとしてのあり方を教えてくれる本。人にフォーカスし、チーム・ファーストの考え方でチームを最適化すれば問題は解決するくだりが印象に残った。

バズワードとなった「心理的安全性」を分解し、どのように変革を成し遂げ「心理的安全性」をつくるかを書いた本。個人的には、何度か読み返さないと消化しきれなかった。図やモデルを書いたほうが理解しやすいかも。

ふりかえり決定版。ふりかえりの基本やなぜふりかえり行うかを知ることができ、導入から熟達までをフォローしてくれる。チームにふりかえりを導入して3年。自分たちで行ってきたふりかえりをふりかえって欲しいとメンバーに勧めたら、2名のメンバーに購入してもらえた1冊。

チームが機能するために「チーミング」を行う上で必要な(スモール)リーダーシップのあり方、認知を変えるフレーミングが印象に残った。2014年に発行されているのにいまだ色褪せない本。

休むの下手なので読んでみた。正直なところあまり頭に残っていないので定期的に読み直そう。

アジャイル開発とスクラムをもう一度捉え直すために読んだ。

「スウィッチ化」については、認知を変えると行動が変わるとしていて、そんな考え方もあるのかーと読んだ。7章の「示唆を出せ」のところについては、1on1でメンバーにしたり顔で話をしている。できていない人が結構いるよねと共感した。

組織が抱える慢性疾患へのアプローチとして「対話」のあり方を説き、「2on2」という手法を通して教えてくれる本。まだ、2on2は実践できていないので来年は実践したいと思う。

「仕事ができる」=「成果を出せる」=「センスがある」という点から「仕事ができるとはどういうことか」というWHATについて対話形式で語られる本。HOWについては記載が無いので、自ら考え、示唆を出し、実践あるのみという内容でした。読んだ次の日にメンバーに「仕事ができるとはスキルじゃなくてセンス」って語ったら困惑された。そりゃそうだ。

才能は開花させるもの、センスは磨くもの

及川さんもそう言っている。

コンサル一年目としているけど、エンジニアにとってもベーシックスキルだと思う。1on1の対象としているメンバーに必読としたいくらい論点が明確で、今までの経験や上司からの指摘と照らし合わせても必須スキルと考えている。

今は、イヌから脱却気味のネコちゃんだけど、ここからライオンになるかトラになるか。

今、まさに読んでる途中。今年の個人的ベスト本。 4つのチームタイプと3つのインタラクションを駆使して、プロダクトと組織のアーキテクチャを揃えて成果を出すための本。ただ、自分のコンテキストがプロダクト志向に沿わないので、そのあたりも前提にして上手く適応していきたいと考えている。

わかったこと

  1. 設計が好きである
    • ソフトウェアの設計も好きであるが、役割はマネジメント中心に移行。
    • チームの設計、組織の設計に軸をずらして今の役割でのやりがいを見いだせそう。
    • チームモデルとチーム間のインタラクションを整えたい。
  2. 役割や行動のフレーミングが大事
    • 人は認知しているフレームの枠を超えて行動することはできない。
    • これで良いとするコンフォートゾーンからの脱却は難しい。
    • リーダーとして行うことはメンバーをリフレーミングし成長させること。
  3. 1on1ミーティングの効果を実感
    • 認知されている、フォローしてもらえると思っているメンバーの行動は変わる。
    • というか、今までまともにマネジメントされていない人多すぎ問題。
    • 必要なのは適切なゴール設定とフィードバック。

次やること

新しい役割での1年になりそう。期待半分・不安半分。今まで培ってきた経験・スキル・センスを総動員して貢献したいなー。

  • マネージャーとしての成果を出す
  • チーム・組織設計について学習と実践
  • 1on1ミーティングを継続し、メンバーのセルフ・エフィカシー向上
  • アジャイルワーキンググループの活動推進