mono(0w0)ログ

読んで、体験して、自分でやってみた記録

起きている問題をきちんと把握する 職場の問題地図読んでみた

子供と図書館に行ったら見つけたので読みました。 基礎的なことですけどわかりやすくまとまっていて、良いふりかえりになりました。

仕事を5つの要素で捉えるのはメンバーに説明しやすくて重宝しています。

5つの要素で仕事をとらえる
  1. 目的
  2. インプット(情報・材料・ツール・スキル)
  3. 成果物(完成物・完了状態・期限・提出先)
  4. 関係者(巻き込むべき関係者・協力者、インプットは誰(どこ)から入手するか、成果物は誰のためか)
  5. 効率(スピード・生産量・コスト・人員・不良率)

また、サービスレベルについても思い当たるところが多くて、思い込みではなく擦り合わせが重要だよなーと過去の辛い時期を思い返していました。ついついあれもこれも自らやっておいて、相手のせいにしてしまっていました。

8.「何を」「どこまでやればいいのか」が曖昧

サービスレベルを設定する
  • その仕事をどんな条件で、どんなレベル(品質・スピードなど)で提供すべきかを設計する
  • 設計したサービスレベルを告知・浸透させる
  • 浸透させるには、「目に見えること」「定期的なリマインド」が不可欠

自分はマネジャーやリーダーの役割ですがメンバーとの調整の場づくりやプロセスの設計・改善をしていかなければと思いました。

はじめに

本当のワークライフバランスとはどうあるものか? 殆どの企業は、プロセスと場へのアプローチが足りない。

今のアプローチとしては、とにかく対話する時間を増やすこと。デイリーミーティング、ふりかえりを習慣にし、1日数分でもいいので話しかけるようにしています。3〜4年前は雑談も無かったプロジェクトですが、今ではチーム内の対話や雑談もかなり増えています。

10.誰が何をやっているのかわからない

こんな状態になっていないか?
  1. 会話がない
  2. 話しかけづらい雰囲気
  3. 常に時間がない
  4. 他人のやり方を知る場がない

個人でも少しずつ始められる考えや行動なので、自分の職場の問題に向き合っていくに良い本だと思います。手戻りが多いメンバーには報連相のタイミングを細かく行うようフォローしたり、会議やミーティングでの決定事項が忘れられたりしていたので、markdownのフォーマット作ってメンバーに使ってねーと配布しました。

会議のやり方を設計する
  1. 目的とアウトプットを確認する
  2. 出席者を選定する
  3. 議事録を取りやすい発言を意識する(報連相の4つのポイント)
  4. 会議の三本締め「決定事項」「宿題事項」「次回予告」

タイトルの通り「問題地図」であるため、自分の職場の問題を探したり、向かい合った上で歩き方は自ら決めて実行しなければならないよねとも感じました。 次はマネージャーの問題地図を読んでみようかな。